ふとした瞬間に、あのひとの隣にいるのは自分ではない事を、痛感する。
「あっ、八戒きてたんだ!」
「お邪魔してます、悟空」
「仕事の邪魔をするな猿!」
 自分は招かれるもの、悟空は招くもの。寺の僧にしてみれば自分は招かれざるもの。三蔵からきちんと門番に話が通っていなければ寺の中に一歩足を踏み入れる事すら叶わない自分と、疎まれながらもそれでも寺の中にいることを許されている悟空。こんなちっぽけな事で悟空に醜い感情を持ちそうになる自分が苦しい。あの光に包まれて、ただ純粋に笑っている少年に穢い感情をぶつける事だけは自分自身が許せなかった。の、だけれど。冷たいことを言いながら、本当は三蔵が悟空を大事にしているのがよく分かるから、じっと口を閉じていることしか出来ない。
「……いいんですよ三蔵、どうせ今日はすぐ帰る予定でしたから」
「何?」
「昨日悟浄がバカ勝ちしたので祝杯をあげようって事になってて。ビールとかつまみの材料とかいろいろ買いに行かなきゃならないんで」
 それは事実でありれっきとした今日の予定であった。しかし悟浄は自分が起きてから一緒に買いに行ってもいいと言っていたし、『どうせ猿と坊主も呼んで来んだろ?』とも言っていた。だけどこの調子ではそんなことも出来そうにない。床に落ちた紙飛行機は三蔵の書類。テーブルに置かれているのは少しだけお茶の残った三蔵の湯飲みと、オレンジジュースが残っている悟空のマグカップ。悟空が昼寝に使ったのであろうタオルケットがソファに無造作に置かれていて、八戒が座ることを拒絶しているかのようだった。
 いや、この部屋、この寺院自体の空気そのものが自分を拒絶している。反吐が出そうだ。
 出来たら美味しいものもたくさん作って悟空を呼ぼうと思っていたのだが、そうして悟空に醜い感情を向けてしまうよりだったら呼ばない方がいい。残念がるだろう悟空の顔を思い浮かべて八戒は小さく息を吐いた。
「……具合でも悪いのか」
「え?」
「違うならいい」
 恐らくさっきのため息を聞かれたのだろう、少し曇った三蔵の顔に罪悪感を感じながらも口元に穏やかな笑みを浮かべて見せた。
「大丈夫ですよ、ちょっと疲れが溜まっただけです。じゃあ今日はこれまででよろしいですか」
 その姿が三蔵には余程弱っているように見えたのだろうか。三蔵は更に顔を顰めて小さく舌打ちをした。そして八戒の問いには答えずに煙草を取り出し殊更丁寧に火を着けた。そしてやっと三蔵が口を開いた時、出てきたのは心を見透かしたかのような言葉だった。
「美味いモン作るって時に悟空を呼ばないのも珍しいな」
「っ……」
「何なにっ? うまいもん?!」
 三蔵の言葉の中にヒットするキーワードを見出した悟空が目を輝かせて八戒を見上げる。こうなってしまえばもう八戒は引くことが出来ない。何て人なんだ、と八戒が非難めいた視線を三蔵に向けると、彼は煙草を咥えた唇の端を、少しだけシニカルに引き上げた。
 わざとだ。それは分かる。だけど何故。ひょっとして忙しいから悟空を預かって欲しかったのだろうか。いや、そんなことだったら彼はこんな間接的な方法ではなく、命令という方法を取るはずだった。そんなことを色々考えながらも、期待に目を輝かせる悟空を無碍にすることだけは出来なかった。八戒は悟空の目の高さに腰を屈めて、にっこり笑って告げた。
「ええ。今日悟浄と一緒に宴会みたいなことをする予定だったんですよ。悟空も来ますか? お酒はあげられませんけど……」
「行くっ! ジュースでもいいから行くっ!」
 思った通り元気に返事をした悟空に、少し諦めに似た脱力感に襲われながらも、八戒は笑みを張り付けたままでいた。悟空には怖がられたくない。喜ぶ悟空の頭を撫でた後、八戒は屈めた腰を起こして三蔵にも笑い掛けた。
「三蔵も来ますか?」
「ああ、後で行く。先に悟空と行ってろ、荷物持ちにでも使えばいい」
 視線を合わさずにそう言う三蔵に、不信感の篭った視線を送りつつ、手を引かれるままに八戒はドアの方に向かい、そのまま執務室を出て行った。
 悟空の意見を最優先に、しかも悟空を一人だけこちらに寄越すのは不安だと言うのだろうか。そんなにも。
 そんなにも、大事ですか。



 三蔵は特に鼻が利くタイプではない。だが、八戒の去った後いつも漂う石鹸の香りはすぐに分かった。きっと悟浄も同じ匂いをさせているのだろうと思うと腸が煮えくり返るような思いだった。
「……バカが」
 三蔵は手にしていた書類を空に放った。ひらひらひらと白いそれらが柔らかく床に向かって滑降していく。苦い後悔と狂おしいほどの嫉妬に苛まれて書類など手につくわけがない。そんなに悟浄と二人きりがよかったのか。それが悔しくてわざと彼に悟空をけしかけた。思った通りに八戒は悟空に落ちたが、その時の失望したような彼の表情を思い返しては、口に広がる苦い思い。いっそマルボロの方が甘いと思われるほどに苦く重い。寺を出て、すぐに向かった先が悟浄の元だったという時点でおかしいとは思っていた。礼を後回しに出来ない性格だから、という理由で納得出来そうなものだが、あれからずっと小骨が刺さったような違和感が消えなかった。そして、やっと解った痛みの正体と原因。
 それは余りにも幼いものだった。笑いも出ない。
 自分は一体どうしたいのか、そして本当はどうすべきなのか。答えが、見えない。



「なーなーなーはっかい!」
「はいはい」
「何買って帰るんだ?」
「えーと、そうですねぇ、まず日本酒とビールと……あとは野菜と乾物、ですかね」
「かんぶつ?」
「乾いた物、例えばスルメとか、そういう酒のつまみの類のことですよ」
 楽しそうにじゃれてくる悟空に、八戒も先ほどまでの苛立ちが収まってくるのを感じていた。やはりこの子には悲しい顔をして欲しくない。仔犬よろしくちょろちょろと回りを見渡しながらも、八戒の手を握った右手は離すことなく握られている。そういえば悟空と一緒に此処を歩くのは初めてかもしれない。悟空はちょっと変わった所のある子ではあるが、この町の人は突然現れた八戒をも優しく受け入れてくれた人たちだし不安はないだろう。食べ物の専門店が立ち並ぶ市場の通りに入っていくと、悟空はちょろちょろ動き回るのをやめ、目を輝かせながら並ぶ食品に見入っていた。それを微笑ましく思いながら、差しかかったいつもの八百屋の前で立ち止まる。すると悟空もぴたりと動きを止めてしげしげと野菜の入っている籠を見つめ始めた。八戒が買うものを頭の中で構想していると、それに気付いた八百屋の奥さんがにっこり笑って近付いてきた。
「あら八戒さん!」
「あ、こんにちは」
 機嫌よく八戒に話しかけていた彼女の目が、はたと悟空に止まる。
「……どうしちゃったの、もしかして悟浄の隠し子?」
 ゴシップ好きの血が騒いだのか、こそりと声を潜めて、本気なのか冗談なのか判断に迷うような調子で言った彼女に、八戒は苦笑するしかない。
「あはは違いますよ」
「そうよねぇごめんね坊や」
 本気でも冗談でもなく、彼女は一応悟浄と八戒のことを心配してくれていたらしい。それにしては発想が突飛だったが。だが次の瞬間に発された言葉に、先程の比ではない衝撃を受けることになる。
「じゃあ八戒さんが産んだとか」
 先程とも異なる、「今日はいい天気ねぇ」というように軽く言われた言葉に一瞬、どう答えたものかと八戒は沈黙した。そして次の瞬間ブルブルと首を振り出し、悟空と奥さんを吃驚させた。
「冗談じゃないですよ」
「そう? 悟浄の奴、噂を立てられるのが嫌だから彼女に男の振りでもさせてるんじゃないかって噂もあるのよ」
 つまりそれは自分が実は女だということになるのだろうか、いや確かに今時180センチを越す女性もいらっしゃるが……しかも悟浄の彼女というのが気に食わない。そんな様子の八戒を見ていた奥さんは、少し申し訳なさそうに苦笑して手を振って見せた。
「その辺の暇な女房は口さがないもんさ、気にしちゃいけないよ」
「はい……」
 脱力したようにふにゃっと笑う八戒に、彼女はまた笑いかけて、パン、と前掛けを叩いてみせた。
「さっ、何にするかい」
「あ、そうですね……うんと……トマトときゅうり、あとキャベツ一玉とジャガイモ一袋……」
「そんなにいるのかい? 悟浄と二人で」
「いえ、今日はこの子がいるので」
 そう言って八戒が悟空に目配せすると、悟空は少し戸惑ったように、彼女は一瞬面食らったように目を瞬かせた後、にっこり笑った。
「坊やも食べ盛りなんだね」
「ええ、美味しそうに食べてくれる人がいるのは嬉しいです」
「そうなんだよねぇ……」
 そう言って話が長くなるそうになるのを器用に途中で中断させた八戒は、どっさりと野菜の詰まった袋を受け取った。かなり重い。そして、ふと思い出したように八戒は彼女に話しかけた。
「今日は悟浄、何か言ってました?」
「ああ、昨日大当たりだったんだって? 機嫌よさそうに煙草買いに行ってたよ」
「いけない、切らしてましたね……それで」
「そういえばたこわさが食いたいって言ってたような」
「そうですか……あ、じゃあわさびも頂いていいですか? もっと早く言ってくれればいろいろ準備したんですけどね」
「あと山椒なんか入っても美味しいのよ」
 そういった一連の会話を聞きながら、悟空は不思議そうに目を瞬かせていた。

 そうして八百屋を離れ、乾物屋、酒屋を巡った後、予定外の魚屋に寄って蛸を購入する。両腕に荷物を抱えながらそれを見ていた悟空は、八戒の魚屋との会話が終るのを見計らって声を掛けた。
「なーなー八戒」
「何ですか?」
「何でさっきのおばちゃんは悟浄の食いたい物知ってたんだ?」
「ああ……あそこは悟浄が賭場に行く時の通り道なんですよ。だから自然に会話するんでしょうね……だから時々僕に伝言があったりするんです」
「ふーん……」
 あのやり取りにいたく興味を引かれたのか、悟空はふんふんと話の続きを急かしてくる。
「八戒って悟浄の“おくさん”みたいだなっ」
「……悟空、“奥さん”って何だか分かってますか」
「うん! うんとさ、“おとうさん”が外に行って金稼いで来て、そんで“おくさん”が家で掃除したりご飯作ったりすんだろ?」
 何で“おかあさん”ではなく“おくさん”なのか……何を見て悟空はそれを覚えたのだろう。三蔵の教育方針に疑問を持ちつつも、平静を保つ。というかこんな小さな子にまで……特に悟空に……そんな風に思われていたというのはかなりショックだ。いや確かに悟空の言う定理は間違ってはいない、多少男女平等に関わるかもしれないが。悟浄と自分の関係がそれに当てはまるのも事実だ。確かに悟浄が生活費の大半を稼ぎ、自分が家事の大半を担っている。しかし、夫婦と言うのは例外はあるにしろ大抵は“愛し合って”いて“やることをやっている”関係の事だろう。
「どっちかっていうと、僕は賄いさんですねぇ」
「まかない?」
「ご飯を作る人のことです」
 そして、悟浄はそんな自分を家に置いてくれている優しい人だ。自分はそれに甘えているに過ぎない。それなのにこんなとんでもない噂が流れては迷惑が掛かってしまうだろう。どうしようもなく申し訳なくなって胸が押しつぶされた。不思議そうに目を瞬かせる悟空に、少し居心地の悪さを感じながらもそれを押し隠すように笑ってみせる。
 本当に好きな人は、もう既に、子持ちだし。それにあの人は、僕のことなんか嫌いだし。ああいう行動を取るから誤解されがちだが、本当は優しいのを知っている。このご時世に、邪険にしながらも身の周りに妖怪である悟空を置いているという時点でそれが分かってもおかしくないのだ。それに、大罪人の自分に生きるように告げ、名前を与え、監視役を買って出て。
 あの人の優しさは分かりにくく、その分気付いてしまった自分には残酷すぎた。
 嫌いなら、構わないでくれればいいのに。



 あの家に向かう足は重い。あの家の生活感は、三蔵の心に重く圧し掛かった。並んだ色違いの、赤と緑のマグカップ。八戒がシャレで買ってきたものらしいが、そのカップは傍目にも大事に使われているのが分かった。悟浄が煙草に火を着けるとすぐに差し出される灰皿。ソファの上に放られた洗濯物のシャツが、二人分折り重なっている。手際よく料理をしていく八戒の背中に向かって悟浄が何か冗談を言えば、八戒は肩越しに振り返って優しく笑った。
 冗談じゃねぇ、こんな空間にいられるはずがない。そう思って一人帰ってしまおうとすれば、何も知らない悟空が不思議そうに自分を引きとめ、それに気付いた当事者二人も不思議そうな視線を三蔵に向けた。こんな滑稽なことがあっていいのだろうか。
 それでも、足があの家に向かってしまうのは。

「あっ、サンゾー! はっかーい、三蔵来たぞー」
「ホントですか? あ、三蔵お疲れ様です。どうぞ掛けて下さい」
 悟空が八戒に声を掛けると、八戒はこの世のものとは思えないような巨大な肉のミンチを両手に、台所から顔を出した。恐らくそれは今晩の悟空の夕食、ハンバーグになると思われた。量が量だけに少々グロテスクでもある。しかもそれを手にしているのが如何にも好青年らしい笑顔を浮かべた八戒であるから余計にミスマッチで恐ろしい。手は離せないらしく、ミンチを手際よく捏ねながらソファを指してみせた。
「あ、悟空、ソファの上のパンツ退かしてくれませんか?」
「げー、エロ河童のパンツじゃん」
「変な病気がツイててもおかしくないですね……って悟空悟空、逃げないで下さい、ちゃんと洗ってあるんですから」
 そう八戒が言うと、悟空は渋々その布を汚い物でも触るように人差し指と親指で摘んで持ち上げ、もう一つのソファに寝転がる悟浄の顔の上に放った。
「……気付くかな」
「何か死んだ人みたいでヤですよコレ……」
 そう言いながらも悪戯が成功した子供のように笑い合う二人に、自分の居場所を見出せずに三蔵は、開いたソファにどっかりと腰掛けた。するとその様子に気がついた八戒が今度は三蔵の方に笑い掛ける。
「コーヒーにします? それともお茶で?」
「……手が空いていないんだろう」
「え? あ……そうでした、すみません」
 べったり汚れた自分の両手を見下ろして、本当に申し訳なさそうに八戒が項垂れるものだから、ありんこほどの三蔵の良心が疼く。しかもその良心は八戒のみにしか働かない。
「構わん、自分で淹れる」
「あ……すみません、お茶でしたらそこの戸棚に急須と茶筒が入ってますので」
 ミンチでべたべたになった手で棚を指差して見せた後、八戒はトタトタと台所に駆け込んでいった。そしてすぐに水音が響き、ジャバジャバと波立つ音が聞こえてくる。暫くして水音が消えると、また同じように台所から出てきて、茶筒から茶葉を急須に移している三蔵に声を掛けてきた。
「僕がやります、すみません御手を煩わせて」
 そう、目上の者にでもするように慌てて手を出してくるものだから、余計に面白くなくなって意地になってしまう。三蔵は実際自分が尊ばれる立場にあるのを自覚していない。
「構わん、お前は料理があるんだろう」
「もう食べる前に焼くだけになってるので……」
 そう八戒が言うのにも耳を貸さず、三蔵は黙々と急須に湯を注いでいく。それをどこか落胆したような表情で見ていた八戒が気にならないわけでもなかったが、気にしてやるほど今の三蔵には心の余裕がなかった。

 何を怒っているのだろう。先程、自分が悟空と親しくしたのが悪かったのだろうか。悟空とじゃれるのは自分だけでいいということなのだろうか。悟空は素直で、ちいさくて、可愛いし。自分のように過去に暗いものや穢れたものがあるわけではないし。ああ、心がもやもやする。悟空にそんな想いをかけたくない。
 愛した人の為に村の半数と妖怪を千人殺した自分だ。きっと限界を超えたら悟空まで傷付けてしまう。悟空は強いけれど優しいから、今、すっかり懐いてしまった自分に向かって攻撃をしてくるだろうか。いや、きっと出来ないに違いない。本当に優しい子だから。



 そろそろ本格的に腹が減り始めたらしい悟空が、ブツブツと「ハラ減った」を呟き出した。更に腹が減って、ぎゃんぎゃん騒ぎ出して三蔵に叱られる前にさっさと料理を始めてしまおう、と思ったらしい八戒は台所に入っていった。イライラする。自分で淹れた茶は、思わず驚くほどに不味かった。実際の味ではない。心の苦々しさが舌の感覚を鈍らせているかのようだった。思わず「不味い」と呟いていると、悟空が何やらにこにことしながら三蔵の横に歩み寄ってきた。
「……何だ、悟空」
「あのさあのさっ、今日面白いもの見たんだぜ!」
「ああそうか」
「って聞けよ! あのさ、八戒と悟浄フーフみたいだったんだぜ!」
「……夫婦、だと」
 聞き流すつもりだった言葉に、聞き捨てならないキーワードを見出して、三蔵は顔を上げて悟空の顔を凝視した。
「うん!」
 満面の笑みでそう言う悟空に、三蔵は眩暈がしたような気がした。脳の中心がくわんと揺れる。
 その後、悟空が何か詳細を語っているようだったが、三蔵の頭の中には届かなかった。これ以上許容量を超える話は受け入れられない、と、脳が本能的に聴覚を制御しているのかもしれなかった。夫婦みたいな行動。一体二人が何をしたと言う。だらしなく自分のパンツを顔に掛けて寝こけている悟浄を絶対零度の目で睨み付ける。
 もう、嫉妬で壊れてしまいそうだ。

「――――……だったんだぜ! すげーよな……って三蔵、聞いてたか?」
「……ああ、よく、聞いていた」
 低く響く声で呟かれたそれに、ヒクリ、と悟空の肩が揺れる。動物的本能が働いたのか、慌ててトテトテと台所の方へ逃げて行った。
 どうしたんですか?悟空
 さ、さんぞーがすげーこえーんだ
 ?何か悪戯でもしたんですか?
 し、してないよっ!

 そんな会話が台所から漏れ出て来る。
 こんな膠着した、酷く残酷に穏やかなこの時間を打ち壊してしまいたい。
 相容れるのは、一体いつの事だろう。












2005/8/14   title by 自主的課題