設定は原作通りですが、捲簾さんと天蓬さんの出逢い方が違います。もし、捲簾さんが左遷ではなく栄転だったら?という感じで 進んでいきます。ですから時間軸はメチャクチャです。天蓬さんは捲簾さんよりずっと先輩です。東海青竜王も出てきたりします 。それを踏まえてお進み下さい。



























西方軍の元帥、大将が下界での任務中、大妖怪、接触して戦闘、大怪我を負って帰って来たという噂は捲簾の耳にも届いた。死 闘の末、大妖怪は封印できたものの元帥は片腕を失い、大将は背骨が見えるくらいの裂傷を負ったという。医療班の懸命な治療 により二人共、命は助かったものの元帥は今回の事で元帥職を辞任する事になった。そして空いた西方軍元帥の座には今の大 将が昇進し、空いた大将の座に名前が上がったのが捲簾だった。西方軍といえば天界軍の中で常勝と云われ、ならず者の集ま りと云われているが軍に身を置いている者ならば分かる。強くなるには西方軍で鍛えるのが一番の近道だと。そしてその西方軍 の大将という地位に就く事はどれだけ名誉な事かも捲簾は痛い程に分かっていた。













「……で、その西方軍の元帥が俺に話があると云ってるの……ですか?」
軍の医療棟の廊下を歩きながら捲簾は横を歩く敖広に聴いた。どうも上官に対して敬語を使うのを忘れがちになってしまう。慌て て云い直すも敖広は気にした風は全くない。
「おいおい捲簾、今はお前が西方軍の大将だろうが」
「まだ、答えを出した覚えは……ありません」
ハッキリと答える捲簾だが、腹はもう決まっていた。捲簾自身、自分の実力は分かっていたつもりだし、他に適任者ががいないの であれば否応もない。
「そんな事云って……、もう気持ちは決まってるクセに」
「……………」
「とりあえず話してこい、……俺は話が終わるまで待っててやるから」
そう云って廊下に立つ敖広に一礼して、捲簾は一人その病室に入った。そこは元帥、大将クラスしか使用を許されていない特別 室だった。





「………お前が新しい西方軍の大将か?」





入った途端に聴こえた声に捲簾はビクッとした。
ベッドに座っている男が捲簾に声をかけてきた。屈強で大人なその男は確かに右腕を失っていた。だが溢れる神気からまだ十分 に元帥をやれるのでは?と思える程だった。多分、今の状況でやり合ったら自分に勝ち目はないだろう。それが分かった捲簾は ゾクッと背中に冷や汗が伝うのを感じた。
「俺は……」
「東方軍少将、捲簾……、女に節操がなくて下半身が緩い男だがその実力は闘神並とも云われている……」
「……………」
「東海青竜王、敖広様から話は伺っている」
その言葉に捲簾は眉を寄せた。自然と表情も引き締まり、いつでも動けるような体勢を取ってしまう。
「……………」
真っ直ぐに見られる視線に捲簾は負けじと睨み返した。その反応に眼の前の男はフッと笑った。
「あぁ……、君になら任せられそうだ」
「は?」
「西方軍と、……天蓬を頼む」














「………そうですか、やっぱりそうなりましたか」
別の病室ではベッドに横になった天蓬が天井を見ていた。
「驚かないんだな」
「まぁ………ねぇ」
見舞いに来ていた金蝉に元帥辞任の話を聴いて天蓬はホゥ…と息を吐いた。驚く事もないその反応に金蝉は何も云わずに次の 答えを待った。
「今回の討伐はキツかったですから……ね」
「大妖怪……っていうか、土地神クラスの奴だったんだろう?」
「えぇ」
妖怪には様々な種類がいる。中でも大妖怪と呼ばれるのは牛魔王のような大物から土地神のような力を持っているものまでいる 。土地神は本来ならばその土地に愛されて生まれる神様なのだが、稀に妖怪がその地に長く滞在しすぎてなってしまう事がある 。そうなると厄介でその土地は死んでしまう事もある。今回の相手はそんな大妖怪だった。
「最初見た時は驚きましたよ」
相手が土地神クラスの大妖怪で二人共生きて帰ってこれたのは、チームワークの良さと、後は天蓬も刀の解放ができたからと いうところにあると云えよう。刀の解放は即ち常の状態の三倍から五倍の力を放出できるという事だ。これは上級神でもなかなか できない事で、刀の解放ができるというだけで上級神と同等の扱いをしてもらえるという事になる。西方軍の元帥は勿論できる。 ただ、天蓬はいつまでも戦場を駆け抜けていたいという理由で周囲には内緒にしていた。天蓬が刀の解放ができるという事実は 自隊の元帥と金蝉しか知らない事だった。それでも多分、観世音辺りには知られているんだろうな、とは思っていた。
「二人がかりでやっとだったんですよ」
天蓬は苦笑してそう云った。
「元帥は片腕を失って……、僕は……」
「……………」
「しっかり護る事ができなかったから……」
「天蓬は、いつまで大将をやってるつもりなんだ?」
金蝉の言葉に天蓬は瞠目した。刀の解放ができるという事は十分に元帥になれる資格を持っているという事だ。部下に信頼の厚 い天蓬ならいい元帥になれるのに、と金蝉は思っていた。
「出逢えるまで……」
「え?」
「僕が一生に一度、心から全てを捧げて護って、戦場でも背中を見せられるって思える人に出逢えるまで……ですかね」
天蓬の言葉に金蝉はハッとした。思えば天蓬はずっと云っていた。いつかこの人のために命を捨てようって思える人に逢いたい、 と。
だからと云って今までの天蓬がいい加減だったとは云えない。今回の怪我だって元帥を護っての事だ。一歩間違えれば死んで いたかもしれないのだ。
「一生に一度しか逢えない人に出逢えるまで……」
「その人がお前の上官になるとは限らねぇだろうが」
「分かってます、……でも逢える気がするんです」
そう云って天蓬は笑った。フワッと柔らかい微笑みだった。
「僕は誰かの上に立って護られるより、護りたいんですよ………」
















「……で、やっぱり引き受けたんだな」
「そういう事になりますね」
そう答えて捲簾は廊下を歩いた。頭に残っているのはさっき云われた言葉。
「……『天蓬を頼む』……か」
「……え?」
「いや…、敖広……青竜王、天蓬ってのは……西方軍元帥の……?」
「天蓬は、西方軍の大将だった男だ、多分今回の事で元帥に昇進するだろうけどな」
敖広の言葉に捲簾は顔を上げた。近しい人かと思っていたが、まさか大将とは思わなかった。あの眼は随分熱っぽかったから、 捲簾はてっきり自分の女の話だと思ってた。
「西方軍の大将って……?」
「……いい大将だぞ、剣も銃も統率力もズバ抜けている」
「……………」
敖広の言葉に捲簾は疑いの眼差しを向けた。捲簾は自分の上官の東方軍の大将を一番だと思っているから、そんなにも凄い大 将が他軍にいるとは考えにくかった。そうでなくてもいい軍人は東方軍に集められる傾向にあるのだから。
「俺は天界軍全体の中でも一番の大将だと思っている?」
「……自分とこの大将、よりも……ですか?」
「……俺にとってはウチの大将が一番だ、……だが、一般的に見れば天蓬の方が上だろうな」
素直に天蓬を褒める敖広に捲簾はホゥ…と息を吐いた。それ程の大将だというのだろうか。
「逢ってみたら分かる、天蓬って男の大きさが……」
「……………」
敖広に云われるまでもなく捲簾は逢うつもりだった。だからわざわざ敖広に頼んで花束まで用意したのだ。好きだと聴いた秋桜( コスモス)花束を……。
「さぁ、この病室だ」
敖広に云われて捲簾は小さく息を吐くと、病室の戸を叩いた。















「……金蝉、僕って我侭なんでしょうか?」
「……………」
天蓬の質問に金蝉はすぐに答えなかった。
「……俺には、返事できねぇな」
「そ……ですかぁ」
金蝉の言葉に天蓬は吐息混じりに返した。その様子に金蝉は椅子から立ち上がって天蓬の枕元に手をついた。その顔色が紅く なっていたので額に手をおくと、やはり熱を持っていた。
「ちょっ……、天蓬っ」
呼吸が荒くなっている事に金蝉は驚いた。今まで大丈夫だったのに急にこうなったという事は相当無理をしていたという事になる 。
「ちょっ……、大人しく寝てろ、今誰か……」
「金蝉っ」
誰か軍医を呼びに行こうとした金蝉に天蓬はそう声をかけた。それに金蝉は動きを止めた。
「いらした……みたいです」
「え?」
「……東海青竜王、敖広閣下と、ウチ……の新しい、大将」
天蓬がそう云ってニコッと笑ったのに金蝉はドアの方に顔を向けた。
















コンコンコン







ノックは軍人の決まりの三回。その後すぐに中で人が動く気配がした。
「………開いてるぞ」
「……?金蝉童子?」
返ってきた声は天蓬のものではなく、天蓬の幼馴染みで観世音菩薩の甥の金蝉のものだった。それに多少の驚きを持ちつつ許 可を得たので中に入るドアを引いた。
「邪魔をする」
「……………」
一声かけて入る敖広と無言で入る捲簾に金蝉は一礼した。それに天蓬もゆっくりと身体を起こした。だが途中で背中に鋭い痛み を感じて金蝉のいる方に倒れ込んだ。
「煤c…痛ぅ」
「天蓬っ、無理すんじゃねぇっ!!」
「大丈夫です……、それより身体、……起こさせてくれ、ませんか?」
そういう二人のやり取りを敖広と捲簾はジッと見ていた。捲簾はちょうど金蝉の影になって見えていない天蓬に眉を寄せた。包み 込むような神気に凛としたよく通る声だ。
「……だが…」
「ウチの新しい大将に、……挨拶、させて下さい?」
「………天蓬」
「ね?……金蝉」
天蓬が云い出したらきかないのを良く分かっていた金蝉は渋々ながらもそっと天蓬の身体を支えた。足をベッドからおろし、何と かそこに座る事ができた。
「……………っ」
金蝉がどいた事でそこに現れた天蓬を見る事ができた。





漆黒の肩まで伸ばした髪に白い肌、眼鏡の奥の紫碧の大きな眼、そして全体的に細い線の華奢な体躯。
「捲簾……大将ですね?」
「あぁ………」
まだ完全に大将職を受けていないが、捲簾はそう答えてしまった。それに天蓬はフッと微笑んだ。その儚すぎる笑みに捲簾はド キッとした。そしてその顔には見覚えがあった。
「西方軍大将を務めさせて頂いています……天蓬と申します、このたびの人事で多分、元帥になるとは思いますが」
「あ、あぁ………」
「よろしくお願いします」
天蓬はそう云って頭を下げた。それに捲簾はドキッと鼓動を高鳴らせた。
「あ、あぁ……」
さっきからこの返事しかしてない気がするが、他に言葉が出てこなかったのだから仕方がない。
「………っ………ふぅ…」
一通りの挨拶をして気が抜けたのか天蓬は肩で息を吐いた。軽く上下運動する天蓬の肩に金蝉はすぐに支えて寝かそうとした。
「もういいだろう?横になれ……天蓬」
「……………」
金蝉の言葉に天蓬は首を横に振った。
「大丈夫、です……このくらい、大した事、ありません」
「しかし……」
そう云い合う天蓬に捲簾は小さく息を吐いた。
(………頑固だな、相変わらず)
そして一瞬の内に天蓬と金蝉の間に割り込んだ。そして強がる天蓬の手をパシッと握る。
「あっ………」
「捲簾、大将?」
それに驚いて金蝉と天蓬は声を上げた。捲簾は金蝉に花束を渡すと真っ直ぐに天蓬と視線を合わせた。
「……無理しねぇで寝ろ」
「でも……そんな………」
あくまで礼儀を貫こうとしている天蓬に捲簾はまた眉を寄せた。
「じゃあ、西方軍大将としての元帥閣下へのお願いです、……横になって下さいませんか」
「………はい」
捲簾がそう云うと天蓬は頷いてゆっくりとそこに横になった。寝てくれた天蓬に金蝉は安堵の息を漏らした。そして捲簾に今まで 使っていた椅子を勧めると花を生けてくると云って、敖広と共に病室を出て行った。














横になった天蓬に捲簾はそっと額に手を触れさせた。熱を持った額には、冷たい捲簾の手は気持ち良かった。
「……正式な移動はもう少し先の事になりますが、俺が西方軍の大将になるのはほぼ決定です」
「……はい」
「初めての大将職でいろいろ至らない点もあると思いますが、よろしくお願いします」
捲簾はそう云うと、ゆるゆると首を横に振った。
「いいえ、僕の方こそ……初めての元帥職です、いろいろ助けて下さい」
「あぁ………」
こうして西方軍の大将になる事を捲簾は決心した。













暫くして金蝉が花瓶に秋桜を生けて帰ってきたのに捲簾は立ち上がって敖広と共に病室を出た。
「……どうだ?天蓬とは上手くやれそうか?」
ニヤッと笑って聴いてくる敖広に捲簾はギロッと睨みを向けた。しかし敖広は全く動じる事もなく笑みを浮かべている。
「綺麗だろ?天蓬は」
「………そうですね」
「でもなぁ、あぁ見えてかなり強いんだ、……あの見た目に騙されてなめてると痛い目見るのはこっちだから要注意なんだ」
敖広は自慢げにそう云った。だが敖広に云われなくてもそんな事は分かっていた。名前を聴くまでは気付かなかったが、捲簾は ずっと以前に、一度だけ天蓬と出逢っていた。
「……知ってますよ」
「え?捲簾お前、天蓬と逢った事あるのか?」
捲簾の返事に敖広は驚いた。それに捲簾はフッと口の端を上げた。
「士官学校時代に……、実技の修練で当時少将だった天蓬……元帥が来たんです」
「ほぉ……、のわりには名前聴いた時に気付かなかったんだな?」
「紹介の時って、階級しか聴かなかったものですから」
「あぁ……なるほど」
捲簾の言葉に敖広は納得した。
「……強かった、俺はあの時クラスで……いや学校の中で一番だったのに剣では一本も取れなかったんですから」
「おやおや……、お前がねぇ」
「青竜王……」
「おっと、気を悪くしたか?」
「………別にいいですけど、……完全に遊ばれてたんですよ」
捲簾はその時の事を思い出していた。自然に眉間に皺が寄っていた。
「………かなりショックでした」
天才と云われていた捲簾にとっては驚きの事だろう。軍の少将とはいえ、細くて軍人らしくない天蓬に遊ばれたのだ。
「だから俺は必死で修行しました」
「……………」
「あの男より、……天蓬より強くなりてぇって思ったから……」
捲簾は真っ直ぐに前を見た。その視線の先に見ているのは一体何なのか。
「……おい捲簾、それって……?」
「一目惚れ、……って奴だな」
捲簾はハッキリそう答えてニッと笑った。敖広はそんな捲簾に内心驚いた。女好きで有名なこの男が、同じ軍人のしかも男に惚 れたなんて。
「再会しても、やっぱり天蓬は変わってなかった」
「………捲簾?」
「やっとアレを護れる立場に立てたんだ、……絶対にモノにしてやる」
そう云い切る捲簾に敖広は呆れてしまった。しかし捲簾はそんな敖広の思いに気付くはずもなく、天蓬を自分のモノにするために 野望に燃えていた。














「……天蓬、大丈夫か?」
椅子に腰かけた金蝉はそっと天蓬に声をかけた。
「えぇ……、もう大丈夫です」
「本当だろうな?」
まだ疑いの眼差しで見ている金蝉に笑顔を向けると、漸く納得してくれたらしく嘆息された。
「……ありがとうございます、金蝉」
「いや」
礼を云う天蓬に金蝉はそう答えた。このくらいは何て事はなかった。
「……新しい大将は、あの男がなるのか?」
「えぇ、そうなるでしょうね」
ハッキリ答える天蓬に金蝉は眉を寄せた。噂でしか聴いた事はなかった東方軍の暴れ馬。殉職でもないのに他軍から二階級特 進なんて異例の事だ。
「あの男なら、きっとここまで来ると思ってました」
「あ?」
「あの時から、強い意志をした眼をしてましたから」
そう云う天蓬に金蝉は眼を大きくした。
「天蓬、あの暴れ馬を知っていたのか?」
「えぇ……、随分前になりますけど一度だけ逢った事があるんです」
「…………いつ?」
聴いてくる金蝉に天蓬は眼を伏せて息を吐いた。その時の事を思い出してみる。
「彼がまだ士官学校にいた時に一度、剣術の修練で行きました」
「……よく、覚えていたな」
記憶力は決して悪くない天蓬だが、興味のない事はどんどん削除していってしまう男だ。その男の記憶に残っていたという事が 驚きだった。
「ふふ、印象に残る男だったんですよ」
金蝉と違って天蓬は才能ある者しか記憶に残さない。たった一度の出逢いで、しかも何十年もたった今でも覚えているなんて余 程の事だ。
「そんなに凄かったのか?」
「えぇ……何度も僕に向かってきたんですよ」
「何度もって……」
「当時、僕は少将でした」
「あぁ?」
少将だった頃の天蓬はそれはもう強かった。戦場では常に最前線に立ち、敵の中に真っ先に飛び込んでいくような無茶をやらか すくらい。荒れていたと云っても過言ではないだろう。その頃の天蓬に捲簾が何度も向かっていったというのだから驚かない方が ない。
「あの当時は荒れていましたからね」
「そうだったな」
そう話す天蓬は本当に嬉しそうだった。金蝉にしてみてもこんな天蓬を見るのは久し振りだった。無理をしていない微笑み。
「あんな無茶な男はなかなかいません」
「天蓬の稽古、……荒いからな」
「おや?よく知ってますね」
「お前んトコの下仕官が泣いてるのよく見るからな」
金蝉は笑いもしないで云った。それに天蓬はキョトンとした。
「そうですか?」
「あんま苛めるなよ……」
「はーい」
天蓬にしてみれば普通にしているつもりなのだ。
「それで?」
「え……?」
「新しい大将とは上手くやれそうか?」
ズバッと核心をついてきた金蝉に天蓬はドキッとした。けど表情はすぐに真剣なものになった。
「えぇ……」
「……………」
「僕、……あの人を待っていた気がします」
天蓬はそう云って笑った。
「あの男を、か?」
「えぇ」
笑顔をそのままに云う天蓬に金蝉は嘆息した。きっと天蓬の中ではもう考えはまとまっているんだろう。
「これから西方軍は今まで以上にいい軍になります」











そして数日後、捲簾は正式に西方軍の大将になった。任命の式の後、改めて挨拶しあった捲簾と天蓬は互いに最高のパートナーに出逢えたと確信した。この二人の想いが恋に変わるのは遠い日ではない。




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こんな出逢いだったらまた変わっているかも?妄想はどこまでも突っ走ります。白井さまへ迷惑な贈り付け小説です。本当にドえらい迷惑………

08/08/24

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お祝い、を頂いてしまいました。三年間地味にやってきて本当によかった……。年下捲簾の下克上、素敵です。