もうすぐゴールデンウィークという日だった。まるで台風が来ていると思うくらいに外は荒れていた。バケツを引っ繰り返したような大雨、しかもカミナリまでゴロゴロ鳴っている。それに応じてさっきからクラスの女たちがギャアギャア騒いでいる。
(………あー、かったりぃー)
悟浄は一人、クラスの隅の自分の席でそう思っていた。自分の家だったら、こういう時は煙草を吸うのだが流石に教室の中でふかすわけにもいかず、イライラしていた。そうでなくても悟浄はその見た目で目立つのだ。染めているわけでもないのに紅い髪に眼は一部の教師から睨まれている。それでも悟浄はその人望のお陰で、教師から絶大な信頼もされていたりするのだ。本人にはそんな事はそんなに関係ないのだが。
(………せめて晴れてりゃなぁ……サボりに行けるのによ……)
悟浄はそう思って大きく嘆息した。
サボりの常習犯の悟浄は、それでも次期生徒会長なのだ。頭は一応学年トップだし、容姿もかなり良い。男女問わず優しく、面倒な事でも引き受けてしまう性格のためか女子生徒に人気がありファンクラブまであったりするのだ。本人はそれを煙たがっているが、自分に多大な影響がない限り下手に騒ぐのも面倒なので放っている。そんなところも人気の秘訣なのかもしれない。
その代わりといってはなんだが、男子生徒にはあまり人気はない。あまりに女子生徒が悟浄ばかりにキャーキャー云うものだから面白くないのだという。確かに彼氏持ちの女子生徒までも悟浄悟浄と云うのだから面白くないのも頷ける。だがそれは悟浄には全く関係ない話で、親友の八戒から云わせれば極度の器用貧乏という事らしい。悟浄もその通りだと思っている。不器用な性格だとも思うが十七年も付き合ってきた性格を今更変える事はできない。





「………悟浄」
そんな中、悟浄に声をかけてくる男子生徒がいた。
「何一人で黄昏てるんですか?」
「あ?何云ってんの?お前」
声をかけてきたのは悟浄の親友の八戒だった。表面上は優しく人当たりのいい風体をしているからこれもまた女子生徒に人気のある男だ。見た目に反して凄く男気のある頼りがいのある親友を悟浄は凄く気に入っていた。
「…………八戒」
勝手に人の机に座り込む八戒を一睨みして、椅子に腕をかけて踏ん反り返った。
「金蝉先生の代わり、今日から来るらしいですよ」
「あ?………あぁ、英語のな」
悟浄は別に興味はなかったためにそれだけを返して再び窓の外に眼を向けた。
英語といえば、教師の金蝉が帰宅途中に階段から落ちて足を骨折して入院したとかいっていたからその後釜という事になる。
「気のない返事ですねぇ……」
「うるせぇ」
「………もう、若くてすっげぇ美人だって噂ですよ?」
そう云う八戒だが、悟浄にとってはそんな事はどうでもよかった。この学校には出席日数を稼ぐためだけに来ているのだ。適当に来て適当に過ごせればそれだけで良かったのだ。






キーンコーンカーンコーン






その時、チャイムが鳴った。騒いでいた奴らもザワザワとそれぞれの席につく。このクラスの担任はそういう事に五月蠅いから、皆それなりにしっかりしている。席につく八戒に続いて悟浄も少し遅れて前に向き直った。





ガラッ





ほどなくして担任の捲簾が入ってきた。捲簾は担任兼、今日の一時限目の教師だった。外見に見えないがあれでいて歴史担当なのだ。云いたい事はハッキリ云うし、教え方もそれなりに上手いので一部の生徒に人気があったりする。
「起立ーっ」
クラス委員長の三蔵が号令をかけた。ガタガタと音を立てて悟浄も席を立った。
「お早うございまーすっ!!」
元気のいい挨拶だ。朝っぱらからどうしてこんなに無駄に元気なんだと悟浄は嘆息した。こういう空気を悟浄は嫌っていた。もともと孤独で一匹狼な悟浄だから仕方ないといえば仕方ない事なのだ。
「おぅ、お早う」
教師らしからぬ言動に悟浄は息を吐き出した。だが、悟浄はこんな接し方をする捲簾は教師の中では好きな方だった。
「着席」
ガタガタと音を立てて全員が席に落ち着いた。
「あー、情報の早いお前たちの事だから、もう知ってる奴もいると思うが………、英語の金蝉先生が怪我して入院する事になったのでその間、代理の先生英語を見てくれるようになった」
英語はどこの大学を受験するにしても必要な科目だから、皆気になってはいた。だが悟浄にとってはどっちでもいい事だった。
「………おーい、天蓬、入れ」
捲簾は教室の外に向かって声をかけた。生徒たちの視線も自然とそっちに向かう。それは悟浄も同じ事だった。
「……………っ」


そして入ってきた教師の姿に生徒たちは皆息を飲み込んだ。
教室内に入ってきたのは漆黒の長い髪をした線の細い男だった。一応ネクタイは締めているが羽織っているのは背広ではなく白衣だった。それがでもよく似合っていると思えるから不思議だ。
「今日から英語を教えてくれる事になった……」
捲簾は云いながら黒板に名前を書いた。



『天蓬』


相変らずの下手な字を悟浄は眼で追っていた。
「天蓬先生だ」
紫碧の眼にやぼったい眼鏡。ダボッとした白衣越しでも分かる華奢な腰は女性だと云っても違和感はなく納得してしまいそうだ。それは今までに見た事がない『男』だった。
(………そういやさっき八戒が云ってたよな)
そこで悟浄は八戒がさっき云っていた言葉を思い出した。若くて綺麗だと云った言葉に間違いはなかった。



「おぉぉぉぉぉ―――っ!!!」
「きゃあぁぁぁぁぁっVv」



男子生徒と女子生徒、両方から同時に声が上がった。
「可愛いーっ」
「すっごい、何であんなに細いのよぉー?」
「男だよね?やだ、マジいいじゃん」
男女子生徒は当然の反応をしていた。あんな容姿をしていれば好奇心のある高校生は興味津々になるだろう。確かに同じ齢の生徒より齢上に興味を持つのは仕方ないというものだ。
「すっげぇ美人じゃんっ」
「やりぃぃぃっ」
そして男子生徒たちが声を上げたのに天蓬はビクッとした。女子生徒ならいざ知らず、男子生徒にこのように云われたらこういう反応をするだろう。そうでなくても男子生徒に束になられたら怖いものがあるというのに。声が上がるたびにビクビクとする天蓬に生徒からの声は大きくなる一方だ。
「やだぁ、怖がってる〜」
「ますます可愛いわ、この先生」
「食べちゃいたいって感じぃ?」
そんな女子生徒たちに、完全に遊ばれてるなと悟浄は思いながらオドオドしている天蓬に眼を向けた。隣に立っている捲簾も困ったような表情をしているがあまりに天蓬が困っているので、少し苛付いてきたようだ。




ドンッ!!




黒板を思いっ切り殴り付ける音に騒いでいた生徒たちは静まり返った。その行動に天蓬も眼を見開いて捲簾を見た。
「テメェら、天蓬(コイツ)をからかってんじゃねぇ!!」
捲簾のその怒声に皆は急に静かになった。そのくらいに捲簾の一声は凄い威力がある。
「………捲簾先生、天蓬先生とどういう関係なんですか?」
だがそれも束の間、怖い物知らずの生徒がすぐに声を上げるのに他の生徒たちもうんうんと頷き始めた。
「高校の同期だよ」
「えー、恋人ですかぁ?」
「まさか、こんな美人が暴れん坊バカの相手するかよ」
「っていうか、男相手になんかしないっしょ」
「ちげぇねぇー」
生徒たちも面白半分に声を上げる。それに捲簾の額に青筋が浮かんだ。
「おいっ誰だ!!今暴れん坊バカって云った奴は?」
「あはははははは」
そんなクラスの雰囲気に天蓬はただ呆然としていた。それに悟浄はやれやれと思った。
「とにかく、コイツに手ェ出すんじゃないぞ」
「えぇーっ」
「お前もコイツらなんか相手にするなよ?最近の高校生は危険だからよ」
捲簾が云うのに天蓬はクスッと笑った。
「はい」
その笑顔に生徒たちはホゥと息を飲んだ。本当に凄く綺麗で可愛い笑顔。
「ひっでぇの」
「頷くなんて酷いっすよー!!」
生徒たちが声を上げるのに捲簾は小さく嘆息した。
「だったら普段の態度をもっと改めろっての」
「……云われてやんの」
そして教室内はまた笑いの渦に巻き込まれた。




「よーし、じゃあ天蓬先生に何か質問のある奴はいるか?」
捲簾の声にすぐに手が上がった。
「はーい、先生って齢、いくつなんですかぁ?」
元気のいい女子生徒の声が上がった。確かにそれは悟浄も気になっていた。だが捲簾が高校の時の同期と云っていたからには予想はつく。それでも悟浄は興味ないフリをして耳はダンボにしていた。
「えっと、よく聴かれるんですけど………二十三です」
それは大学を出たばかりの新米教師という事になる。
(………それにしてもイイ声だな)
頭に思い浮かぶのはそんな事ばかりだ。そのくらいに天蓬は悟浄の心に衝撃を与えた。
「じゃあ!!……彼女はいるんですかぁ?」
「………え?/////」
途端に紅くなった天蓬に女子生徒だけでなく男子生徒も声を上げた。真っ正直で素直すぎる反応に彼女どころかキスの経験もないだろうと推測できた。天蓬は真っ赤になって下を俯いた。
「ひょっとして、童貞なんですか?」
「やだぁ〜、今時ぃ〜?」
最近の女子生徒というものは本当に遠慮がない。天蓬みたいに初々しいのも珍しいけど、こんな女子では男は靡かないというものだ。
「せんせぇ〜、どうなんですかぁ?」
期待の眼差しが天蓬に注がれた。悟浄もジッと天蓬を見た。
「……………」
「……………」
「……ノーコメントでお願いします///」
「えぇぇぇーっ」
天蓬の答えに不満の声も上がるが、本当に困った表情をしていたので全員押し黙ってしまった。
(………困らせたくない)
きっと全員がそう思ったのだ。それは捲簾の一声よりずっと威力があった。
「………ごめんなさい」
謝るその仕草すらも可愛くて、悟浄はドキッと胸を高鳴らせた。
「他に質問はあるのか?」
捲簾の声に周りはザワザワとざわめいた。大抵の聴きたかった質門は終わったらしい。二十三の教師なら彼氏候補になるだろう。女子生徒が何やら話している。
「よし、じゃあHR始めるぜ」
捲簾がそう云った時、窓の外でカミナリが光った。








■■■







その出逢いから数ヶ月。



学校はすでに夏休みに突入していた。悟浄は生徒会の引継ぎで学校に居る事が多くなっていた。
(………ちくしょう、どうしてこんなに無駄に暑ぃんだよι)
生徒会室には太陽が照り付けていて、軽いサウナ状態だった。いくら学校がなくて私服でもいいと云われていても裸になるわけにはいかない。
(………何だってこんなに引継ぎ業務が残ってんだよ)
山のようにある書類は、処理しても処理しても終わりはないように思えた。
(………大体、何なんだ?この目安箱ってのは)
先代の生徒会長が行っていた生徒からの声を聴く方法。しかし今は悟浄へのラブレターが大半を占めていた。本来ならすぐにゴミ箱に捨ててしまうのだが、本物の投書もあるから邪険にはできない。一つ一つ眼を通していく。
(………俺も真面目になっちまったぜ)
悟浄はそう思って嘆息した。




コンコン




やっと一つの山が終わった頃、ドアがノックされた。悟浄はその来訪者が誰か分かっていた。新米の教師でありながらその実力と人気で生徒会の顧問にまでなった奴。
「………開いてるぜ」
そう返事するとガラッとドアが横に引かれた。入ってきたのは漆黒と白を纏う麗人。
「お邪魔します」
遠慮がちに天蓬が入ってきた。一応教師なのでネクタイはしているがやはり上に着ているのは白衣だ。それでも肩まである髪は一つに縛ってある。それは悟浄だけが知っている天蓬の姿だった。
「よぉ」
悟浄は持っていたペンを机の上に投げた。手首を振って指の疲れを取る。
「悟浄クン、仕事の進行具合はいかがですか?」
手に持っていたビニール袋を差し出してきた。中に入っていたのはよく冷えたウーロン茶と果物のシャーベット。いいタイミングだった。
「おー、ありがてぇ」
悟浄はすぐにそれに飛び付いた。


クスクスクス


天蓬は笑ってそれを見ている。悟浄はすぐに果物のシャーベットと取り出して木のスプーンですくった。





パクッ





口の中に冷たい味が広がる。甘すぎない自然の果物の味は悟浄の好みだ。
「そ?良かった……、悟浄クンの好みって結構うるさいでしょう?」
「………おい、『天蓬』」
悟浄は少し声を低くした。それに天蓬は自分の分のアイスを机の上に置いて真っ直ぐに悟浄を見てきた。大きな紫碧の眼が揺れている。
「二人だけの時は、……名前で呼べって云ってんだろ」
悟浄はそう云って天蓬に手を伸ばした。そっと天蓬の頭を掴んで自分の方に引き寄せる。一つに結んである髪留めを解いて指に絡めると細い猫っ毛が流れる。
「…………ぁ////」
不意に真っ赤になった天蓬に悟浄はニッと笑った。初々しくて可愛くて全て包み込んでしまいたくなる。呼吸が重なるくらいの距離が心地良くてたまらない。
「……えっと」
流石に悟浄が何をしようとしたのか理解した天蓬が眼を逸らせた。それでも悟浄はそれを許さずに天蓬の顔を自分の方に向かせてチュッとキスをした。
「やっ……///」
天蓬はドンッと悟浄の身体を力任せに押した。それに僅かに身を引いたが、完全に押し退ける事はできなかった。
「初めてってワケでもねぇのに、相変わらずウブだなぁ……」
そう、こうしてキスをするのは初めてではない。
出逢った次の日に悟浄は次期生徒会長として天蓬に近付いて半ば強引にキスをした。いきなりのその行為に天蓬が泣き出した時は流石に驚いたが、毎日キスをしていく内に天蓬も慣れたらしい。
「う、うるさいっ///」
怒った顔をされても全く怖くない。真っ赤な顔と涙眼は悟浄を誘っているだけだ。ナリはともかく精神がまだ子供な天蓬にこれ以上はできないけど、いつか全てを手に入れてやりたいと思っている。最もそんな悟浄の思考を天蓬もどこなく感じているから、何かあればそこは大人の余裕でかわしていたりもする。
(……かっわいいの)
そんな風に思っていると、いつの間にか天蓬は立ち上がって悟浄から離れていた。
「………そんな事より……コレ」
天蓬が机の上の手紙の山を見て云った。悟浄もそれには困っていた。
「暇なんだよ、ソイツ等は」
それは感嘆の言葉だった。
自分に人気があるのは良く知っていたし、女の子に囲まれたら満更嬉しくないわけでもない。でもたった一人の人に見てもらえないんだったら意味はない。
「コレ、全部読むの……大変ですねぇ」
手紙の山から一つを天蓬は手に取った。ピンクの便箋を器用にハート型に折ってある。愛情たっぷりでも重すぎる愛情はウザいだけだ。
「バカヤロ、そんなに暇じゃねぇって」
悟浄は最後になったのシャーベットを口に運んでウーロン茶で口を潤した。乱暴に手の甲で口許を拭って立ち上がる。
「この子たちは本気で悟浄ク……、悟浄を好きなんですよ」
悟浄クン、と云おうとした天蓬をギロッと睨んだら、慌てて悟浄と呼び直した。天蓬に名前で呼ばれるとドキドキしてしまう。悪い事をしている気になってしまうから不思議だ。
「悟浄が振り返ってくれないか、スキになってくれないか、いろいろ考えてるのに……」
悟浄には不思議だった。どうして他人の事でここまで必死になれるんだ。一応悟浄は天蓬の恋人のはずなのに、この扱いは悲しすぎる。


はぁ〜


悟浄は大きく息を吐き出した。
「要するに………暇なんだろ?」
呆れた声で悟浄は云った。机の上の手紙をそれでも一つ一つ広げる。
「身も蓋もないなぁ……」
天蓬も溜め息混じりに云った。
「どうして悟浄みたいなのがモテるんでしょう?……こんなにスケベなのに……」
ジッと見られて悟浄は少しムッとした。スケベなのは天蓬に対してだけなのに。天蓬を見ていると、どうしても泣かせたくなってしまうのだ。
「でも悟浄だって暇なんでしょう?」
「あ?」
「僕にちょっかい出してるくらいですし……、返事くらい、してあげたらどうです?」
天蓬の言葉に悟浄は眉間に皺を寄せた。どこをどう見たら暇だと思うんだろう。この書類の山が見えていないんだろうか。
「暇そうに見えるか?」
「………見えます、僕を口説くくらいの暇あるくらいですし」
そんな事云われても困るというものだ。天蓬を口説く時間はどうしたって悟浄には必要なのだ。仕事を全部放り出したって、その時間だけは確保してきたいと思っているのに。
「バカヤロウ、俺は忙しいんだよ」
ラブレターと思える手紙の山を全部ゴミ箱に捨てた。これで机の上がすっきりした。しかし悟浄はまだ疑いの眼を向けている天蓬に曖昧に笑うと、その髪を掴んで引き寄せた。
「あのなぁ」
「何です?」
「俺はお前の事ばっか考えてて寝る暇もねぇくらいに忙しいんだ」
すぐ耳元で囁いてやると天蓬はビクッと身体を震わせた。
「////////」
こういう事は慣れていない。悟浄が近くで話すだけで反応する。素直すぎて天蓬はすぐに悟浄に答えてしまうのだ。誰かの言葉じゃないが食べてしまいたいくらいに思ってしまう。
「………それは、本当にすみません」
「俺はもっと忙しくてもいいくらいなんだけどな」
悟浄はそう云って天蓬の身体を抱き締めた。
「僕……教師なんですけど」
「知ってるぜ」
悟浄はそう云って天蓬の髪をかき抱いた。そのまま顔を近付けてもう一度キスをする。
「それでも俺は天蓬が好きだ」
天蓬が教師としてこの学校の悟浄のクラスに来たから出逢えたんだ。神に感謝するくらいだ。
「悟浄」
天蓬の声に悟浄は少し顔を離した。
「………何か僕も忙しいみたいです」
その言葉に悟浄は嬉しくなった。そして再び強く天蓬を抱き締める。
「では『天蓬先生』のために、さっさと仕事を片付けますか」
そして悟浄は机に向かい直した。




夏の日差しはまだ暑く照り付けている。








∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

学園パラレルです。生徒会長な悟浄さんに英語教師な天蓬さん。いかがでしょうか?



08/05/10